東洋大学、どの学部が一番入りにくい?
学部別の倍率をデータで見てみた
「東洋大学って、結局どの学部が一番難しいの?」──志望校を選ぶときに気になるポイントですよね。偏差値だけ見てもいまいちピンとこないこの問いに、この記事では倍率と定員という実際の入試結果の数字で答えていきます。使うデータは東洋大学自身が2025年に公表した入試結果。公開データだけで、東洋大の「本当の難易度」を見ていきましょう。
1887年に哲学者・井上円了が「哲学館」として創設した私立総合大学。「諸学の基礎は哲学にあり」を建学の精神に、14学部51学科・専攻を擁する。白山・赤羽台・川越・朝霞の4キャンパスで学び、日本最大規模の第2部(イブニングコース)も設置している。
2025年度の東洋大全体では、定員7,586人に対して113,762人が志願しました。全学部の平均志願者対合格者比は4.42倍。私立大学は合格者の中から辞退者がかなり出るため、表に出る倍率ほどは「入りにくい」という実感ではないケースも多いです。
学部別の倍率を見てみる
学部ごとに数字を並べてみます。ここで見る倍率は「志願者数 ÷ 合格者数」です。本来は受験者ベースの実質倍率で見たいところですが、この大学は受験者数を公表していないため、志願者ベースの数字になります。
| 学部 | 志願者 | 合格者 | 志願倍率 |
|---|---|---|---|
| 文学部 | 15,210 | 3,718 | 4.09倍 |
| 経済学部 | 13,078 | 2,849 | 4.59倍 |
| 経営学部 | 14,608 | 2,748 | 5.32倍 |
| 法学部 | 8,835 | 2,198 | 4.02倍 |
| 社会学部 | 12,939 | 3,026 | 4.28倍 |
| 国際学部 | 4,073 | 966 | 4.22倍 |
| 国際観光学部 | 4,343 | 770 | 5.64倍 |
| 情報連携学部 | 4,022 | 1,277 | 3.15倍 |
| 福祉社会デザイン学部 | 4,412 | 1,172 | 3.76倍 |
| 健康スポーツ科学部 | 4,079 | 706 | 5.78倍 |
| 理工学部 | 12,137 | 3,945 | 3.08倍 |
| 総合情報学部 | 3,179 | 662 | 4.80倍 |
| 生命科学部 | 5,901 | 1,113 | 5.30倍 |
| 食環境科学部 | 3,669 | 941 | 3.90倍 |
数字を見るかぎり、一番きびしいのは健康スポーツ科学部で志願倍率5.78倍。逆に相対的に入りやすいのは理工学部で志願倍率3.08倍でした。同じ東洋大でも学部によって倍率にはけっこう差があるので、「東洋大に行きたい」で終わらずに、学部単位で数字を確認しておいたほうが作戦を立てやすくなります。
東洋大って結局、狙い目なの?
ここでひとつ、当サイトが独自に計算している「狙い目スコア」という指標を紹介させてください。これは入学定員に対する入学者数の割合(定員充足率)から算出した0〜100の数字で、定員割れ気味の大学ほど高スコアになります。数字が大きいほど「定員に空きがあり、相対的に入りやすい」という意味です。算出式は評価方法論ページにまとめてあります。
東洋大学の狙い目スコア: 49 / 100(標準)
スコアは49で、入学定員をほぼ充足しています。東洋大は定員割れには至っていない標準的な充足状況です。なお、この狙い目スコアは定員の充足状況を表す指標であり、入試の難易度(偏差値)そのものではありません。出願時は各学部の倍率や募集要項も必ず確認してください。
学費はいくら?就職はどう?
大学選びで気になるのは、入試の難しさだけじゃないですよね。卒業後にちゃんと就職できるのか、学費はいくらかかるのか。このあたりの数字も東洋大の公表値からまとめました。
- 学費: 学部によって大きく幅があります(後述の学部別表を参照)
学部別の初年度納付金
私立大学の学費は学部によって差があります。東洋大の場合、文系と理系、そして医歯薬系でかなり幅があります。
| 学部 | 初年度納付金 |
|---|---|
| 文学部 | ¥1,265,000 |
| 経済学部 | ¥1,265,000 |
| 経営学部 | ¥1,265,000 |
| 法学部 | ¥1,265,000 |
| 社会学部 | ¥1,265,000 |
| 国際学部 | ¥1,335,000 |
| 国際観光学部 | ¥1,335,000 |
| 情報連携学部 | ¥1,675,000 |
| 福祉社会デザイン学部 | ¥1,365,000 |
| 健康スポーツ科学部 | ¥1,505,000 |
| 理工学部 | ¥1,690,000 |
| 総合情報学部 | ¥1,585,000 |
| 生命科学部 | ¥1,715,000 |
| 食環境科学部 | ¥1,715,000 |
まとめ:東洋大を受けるか迷っている人へ
ここまで見てきた数字をもとに、東洋大についての要点を整理しておきます。
- 全学平均の志願倍率は4.42倍
- 学部別では健康スポーツ科学部が最もきびしく、理工学部が相対的に入りやすい
- 当サイトの狙い目スコアは49/100(標準)
- 私立なので合格発表後の辞退が多く、表の倍率ほど難しくないことも多い
もし実際に出願を考えているなら、募集要項と学部パンフレットを一度取り寄せて手元で比較してみるのをおすすめします。Webの情報だけでは拾いきれない入試方式の細かい違いや、学部独自のアドミッションポリシーが書かれていて、思ったより参考になります。
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出典・データソース
- 東洋大学「2025年度入学試験 入試結果」https://www.toyo.ac.jp/nyushi/content/dam/toyowebstyle/admission/past-exam/toyo2025-nyushikekka.pdf(2026-04-10取得)
- 東洋大学「TOYO COMPASS 2025 基礎データ」https://www.toyo.ac.jp/toyo2025/basic_data/(2026-04-10取得、学生数34,925人、創立1887年)
- 東洋大学「2026年度入学生 納付金内訳」https://www.toyo.ac.jp/nyushi/content/dam/toyowebstyle/about/fee/pdf_about-fee_list.pdf(2026-04-10取得)
本記事の数値はすべて上記一次ソースから取得。志願倍率(志願者÷入学定員)で計算しています。狙い目スコアは当サイト独自算出(算出方法は評価方法論を参照)。最終更新: 2026年4月10日