日本大学、どの学部が一番入りにくい?
学部別の倍率をデータで見てみた
「日本大学って、結局どの学部が一番難しいの?」──志望校を選ぶときに気になるポイントですよね。偏差値だけ見てもいまいちピンとこないこの問いに、この記事では倍率と定員という実際の入試結果の数字で答えていきます。使うデータは日本大学自身が2025年に公表した入試結果。公開データだけで、日大の「本当の難易度」を見ていきましょう。
1889年創立の日本法律学校を前身とする私立総合大学。1903年に日本大学と改称、1920年に大学令により大学となる。16学部87学科を擁する国内最大規模の総合大学で、卒業生総数130万人を超える。
2025年度の日大全体では、定員16,721人に対して92,232人が志願しました。全学部の平均実質倍率は3.47倍。私立大学は合格者の中から辞退者がかなり出るため、表に出る倍率ほどは「入りにくい」という実感ではないケースも多いです。
学部別の倍率を見てみる
学部ごとに数字を並べてみます。ここで見てほしいのは「志願倍率」よりも「実質倍率」のほう。志願倍率は出願者ベースの数字で実際に試験会場に来なかった人も含まれますが、実質倍率は受験者に対してどれだけ合格者が出たかを表すので、実感としての難しさに近い数字になります。
| 学部 | 定員 | 志願者 | 受験者 | 合格者 | 実質倍率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 法学部 | 755 | 9,451 | 8,679 | 3,502 | 2.48倍 |
| 文理学部 | 926 | 16,783 | 15,830 | 5,676 | 2.79倍 |
| 経済学部 | 732 | 12,701 | 12,034 | 4,108 | 2.93倍 |
| 商学部 | 590 | 8,349 | 7,544 | 2,511 | 3.00倍 |
| 芸術学部 | 286 | 2,855 | 2,516 | 533 | 4.72倍 |
| 国際関係学部 | 300 | 1,315 | 1,189 | 1,010 | 1.18倍 |
| 危機管理学部 | 110 | 1,401 | 1,319 | 432 | 3.05倍 |
| スポーツ科学部 | 85 | 701 | 679 | 233 | 2.91倍 |
| 理工学部 | 876 | 16,809 | 16,052 | 5,877 | 2.73倍 |
| 生産工学部 | 784 | 6,990 | 6,536 | 4,101 | 1.59倍 |
| 工学部 | 603 | 2,363 | 2,207 | 1,664 | 1.33倍 |
| 医学部 | 95 | 3,625 | 3,242 | 220 | 14.74倍 |
| 歯学部 | 81 | 889 | 797 | 263 | 3.03倍 |
| 生物資源科学部 | 707 | 5,920 | 5,368 | 1,555 | 3.45倍 |
| 薬学部 | 117 | 1,144 | 936 | 436 | 2.15倍 |
数字を見るかぎり、一番きびしいのは医学部で実質倍率14.74倍。逆に相対的に入りやすいのは国際関係学部で実質倍率1.18倍でした。同じ日大でも学部によって倍率にはけっこう差があるので、「日大に行きたい」で終わらずに、学部単位で数字を確認しておいたほうが作戦を立てやすくなります。
日大って結局、狙い目なの?
ここでひとつ、当サイトが独自に計算している「狙い目スコア」という指標を紹介させてください。これは入学定員に対する入学者数の割合(定員充足率)から算出した0〜100の数字で、定員割れ気味の大学ほど高スコアになります。数字が大きいほど「定員に空きがあり、相対的に入りやすい」という意味です。算出式は評価方法論ページにまとめてあります。
日本大学の狙い目スコア: 56 / 100(標準)
スコアは56で、入学定員をほぼ充足しています。日大は定員割れには至っていない標準的な充足状況です。なお、この狙い目スコアは定員の充足状況を表す指標であり、入試の難易度(偏差値)そのものではありません。出願時は各学部の倍率や募集要項も必ず確認してください。
学費はいくら?就職はどう?
大学選びで気になるのは、入試の難しさだけじゃないですよね。卒業後にちゃんと就職できるのか、学費はいくらかかるのか。このあたりの数字も日大の公表値からまとめました。
- 学費: 学部によって大きく幅があります(後述の学部別表を参照)
学部別の初年度納付金
私立大学の学費は学部によって差があります。日大の場合、文系と理系、そして医歯薬系でかなり幅があります。
| 学部 | 初年度納付金 |
|---|---|
| 法学部 | ¥1,260,000 |
| 文理学部 | ¥1,290,000 |
| 経済学部 | ¥1,240,000 |
| 商学部 | ¥1,240,000 |
| 芸術学部 | ¥1,870,000 |
| 国際関係学部 | ¥1,350,000 |
| 危機管理学部 | ¥1,320,000 |
| スポーツ科学部 | ¥1,460,000 |
| 理工学部 | ¥1,730,000 |
| 生産工学部 | ¥1,660,000 |
| 工学部 | ¥1,660,000 |
| 医学部 | ¥6,350,000 |
| 歯学部 | ¥6,900,000 |
| 生物資源科学部 | ¥1,660,000 |
| 薬学部 | ¥2,450,000 |
まとめ:日大を受けるか迷っている人へ
ここまで見てきた数字をもとに、日大についての要点を整理しておきます。
- 全学平均の実質倍率は3.47倍
- 学部別では医学部が最もきびしく、国際関係学部が相対的に入りやすい
- 当サイトの狙い目スコアは56/100(標準)
- 私立なので合格発表後の辞退が多く、表の倍率ほど難しくないことも多い
もし実際に出願を考えているなら、募集要項と学部パンフレットを一度取り寄せて手元で比較してみるのをおすすめします。Webの情報だけでは拾いきれない入試方式の細かい違いや、学部独自のアドミッションポリシーが書かれていて、思ったより参考になります。
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出典・データソース
- 日本大学「2025年度入学試験状況(一般選抜)」https://www.nihon-u.ac.jp/assets/20250610130454.pdf(2026-04-10取得)
- 日本大学「2025年度入学試験状況(学校推薦型選抜)」https://www.nihon-u.ac.jp/assets/20250610130503.pdf(2026-04-10取得)
- 日本大学「在籍学生数(学部・通信教育部)」https://www.nihon-u.ac.jp/disclosure/data/students_undergraduate/(2026-04-10取得)
- 日本大学「2026年度入学者納入金一覧」https://www.nihon-u.ac.jp/assets/20250610130358.pdf(2026-04-10取得)
本記事の数値はすべて上記一次ソースから取得。実質倍率(受験者÷合格者)で計算しています。狙い目スコアは当サイト独自算出(算出方法は評価方法論を参照)。最終更新: 2026年4月10日